赤坂という立地と医院の歴史
当院は港区・赤坂の一ツ木通りに面した、ビジネスと商業の中心地にあります。交通の便に恵まれた環境の中、患者さんの多くは近隣のオフィスやお店などで働くかたたちです。
祖父は日本大学歯学部の保存学(歯内療法学)の教授。父も同大学を卒業しました。さらに院長自身もまた日学歯学部卒業生と、3代揃って同じ大学で学んだ歯科医です。
父は30年ほど前、港区・赤坂の外堀通り沿いに笹子歯科医院を開院し、以来24年間、一人で診察を続けてきました。
その後、外堀の笹子歯科医院は閉院しましたが、2004年、当ササコ歯科クリニックの開業に伴い父を迎えることになり、以来、3親子で診療にあたっています。
まずは初診 骨の状態、歯の状態を見る
歯は人間が生きていく上で、とても重要な役割を果たしています。
当院では今ある歯をむし歯や歯周病から守るために、
“できるだけ歯を削らない”
“できるだけ歯を抜かない”
“できるだけ神経を抜かない”
治療を心がけています。
ところで"歯を保存するための治療"の大前提となるのが、早期発見・早期治療です。早目に治療できれば、歯を削る量は少なくてすみ、痛みもほとんどありません。 まず初診時には、口の中の状態を調べ、デジタルレントゲンを使ったレントゲン撮影を行い歯と骨の状態を確認します。従来のレントゲンに比べて画像が鮮明ですので、今まで気づかなかった病巣も見逃すことがありません。 これらの検査の結果をもとに、神経を残せるかどうか判断しながらできるだけ歯を保存する治療を行っています。
審美歯科治療の経験値の高さ
審美治療を受けた後、やっと人前で笑えるようになったというかたがいらっしゃいます。歯の仕上がりの美しさはとても大切で、ほとんどの患者さんは審美性の高い治療を望んでいます。
わたしが大学を卒業した15~16年ほど前は、審美歯科治療を行う歯科医院は多くありませんでした。そのため審美歯科治療は高価で特別な治療と思われています。
ここ数年の間にオールセラミックやジルコニアが普及し始めると、今ではほとんどの歯科医院で審美歯科治療を行っています。
当院では患者さんの歯や口元の機能回復を重視した審美歯科治療を行っています。そのためには、まず主訴となるむし歯や歯周病をきちんと治療しなければならないと考えています。
さらにオールセラミックなどのからだに害のない素材を提供することも、重要なことと考えています。
できるだけ詳しく、わかりやすい説明
当院ではすべての患者さんが安心して治療を受けられるよう、できるだけ詳しく分かりやすい説明を心がけています。
治療前のカウンセリングでは患者さんの主訴や治療に対する要望などを丁寧にお聞きします。さらに検査結果をもとに歯の状態を詳しく説明しながら、患者さんにとってベストな治療方法をご提案していきます。
また口の中の状態を口頭で説明しても、うまく伝わらないことがあります。
そこで口腔内カメラでむし歯や歯石の多い場所をモニターに映しますので、ご自身の目で確認していただけます。
分かりやすくて詳しい説明、さらにご自身の目でお口の状態を知っていただくことで、よりよい予防と治療に結び付けていきたいと考えています。
痛くない治療
歯を治療するとき、できるだけ小さなむし歯の方が削る量が少なく治療中・後の痛みもほとんどありません。
しかし歯の深い部分がむし歯に感染していると、大きな穴を開け、神経を取らなければなりません。もちろん痛みを与えないよう麻酔注射をしますが、それでも治療後に痛みが伴うことがあります。
多くの人は、むし歯の大きさを痛みの強弱で判断しますが、痛みの度合いとむし歯の大きさはあまり重要ではありません。
痛みが少なくても大きな穴が空いていることもあれば、一見小さなむし歯に見えても神経まで進行し、強い痛みを伴うこともあります。当然、神経に近ければ近いほど深く削らなければならず、時には神経を抜くため、治療後の痛みも伴います。
つまりむし歯が深くなればなるほど痛みが伴ってくるのです。もし早目にむし歯が見つかれば、神経に達する前に治療ができますので、痛みも伴いません。
当院では早期発見・早期治療の大切さをお伝えするとともに、できるだけ痛みが少ない治療を心がけています。
短期集中治療予約
当院では予後の高い治療を行うために、丁寧な治療を心がけています。そのためどうしても治療期間が長引いてしまうことがあります。 時間的にゆとりのあるかたは問題ありませんが、中には仕事や家庭の事情で通院時間が取れないというかたもいらっしゃいます。 そのような患者さんのために、当院では短期集中治療予約を承っています